次の試乗を諦め、帰路につく事にする。 駐車場のバイクの海の中に、
サイドカーやトライクが無いか、あちこちに目を凝らす。ああ、水が欲しい。
こんな色をしたウラル・ギアアップを見付けた。 カーの中で休んでいた方
に失礼して、色々お話を聞く。ウラル認定ディーラーにお勤めの方の様だ。
この方は「ウラルはディーラーに全てを任せるのではなく、基本的に修理
方法を教えるので、まずは自分でやってみる事が肝要」 との考えの様だ。
本来 ウラルは軍用で、次の町まで１００ｋｍ離れた荒野の中で故障しても
車載工具で修理して、なんとか目的地にたどり着いて生き残る事を目的と
する車両なので、自分で色々弄る事が醍醐味だと、私も思う。
「今年からキャブレター式からインジェクション式に変更になったが、本当に
面白いのはキャブレター式だ」とか、「パトロール２WDが人気だが、シート
をギアアップのセパレート式に交換してくれという要望が多い」 などという
興味を引くお話をしていただいた。 Y代表様 ありがとうございました。
さてと、阪神高速に向かう。外気温計は２５．５度を指している。 暑い。
ファスナーが壊れて、臍から胸元までOPEN状態だ。帰ってから HITAIR
さんに修理の相談をしてみよう。
