
下灘駅は JR松山駅からは51分、630円かかります。ただ予讃線は運行本数が少なく
松山駅発 9:52,11:41,13:02、といった感じです。 また9:52発だと下灘駅に
10:43到着。 そのまま帰りの列車を待つと、次の便は下灘12:30発 内子線経由で
松山着14:17、運賃も630円でなく、2400円と4倍にもなってしまいます。

そこで賢い私は考えました.....松山発11:41なら下灘着が12:29。運賃630円
帰りは下灘発13:01で伊予市で乗り換え。松山着13:50。運賃630円。これなら現地
滞在が30分で写真も撮れるし、下灘珈琲も飲めるはず。 これでいいよね。


ロープウェイ街を抜けると、市電の大街道駅に「坊ちゃん列車」が停車していました。
坊ちゃん列車は道後温泉⇔松山市駅 を1日3便 と道後温泉⇔JR松山駅前・古町を
1日1便、土曜、日曜、祝日のみ運行します。 料金は1乗車1300円になります。



現在10:10、JR松山駅には11:30頃到着すればいいので、この列車では早すぎます。
銀天街で行きたい所もあるし、松山市駅まで歩いてから 別の市電に乗る事にします。



大街道商店街をとぼとぼと歩く。暑いね。涼を求めて時々ゲームセンターを冷やかし
ながら、船でみたバニーさんのクレーンゲームを探すが見つからない。出口を出て
銀天街へつながる手前で「食堂喜楽跡地」の看板を見つける。



紫電改は日本海軍の幻の局地戦闘機。 昭和19年 この地にあったすき焼き屋の若女将
今井琴子さんが松山基地の紫電改搭乗員を歓待し、搭乗員の別れ際に女生徒らと一緒に
38枚の紫のマフラーを送ったとされています。この話は後日ラジオドラマ化されました



別のゲームセンターに入ると、なんとアームに商品が載った状態で設置されている筐体
を発見。横に「チャンス!!」との張り紙がある。料金は500円だ。試しに五百円玉を
投入すると、苦も無く商品をゲットできた。 ふむ、こんな事もあるんだね。
パチンコ店前では 綾波さんが誘っていたが、時間がないため、前に進みます。


日曜のせいか 銀天街は大街道に比べると活気がなく、シャッター店も多い気がする。
路地道にそれて「鍋焼うどん ことり」さんへ。 時間は10時45分。松山名物の一つに
鍋焼うどんがあるので、さっそく注文。お値段は750円。あれ、たしか4~5年前は550円
だったような気がします。おだしは甘めで、美味しくいただきました。御馳走様でした

お代は商品が運ばれた際に、横に置いてある銀色のトレイに入れます。 現金のみで
クレジットや電子決済は使えません。 お店の通り、昭和の感覚ですね。 商品は、
鍋焼うどんと稲荷寿司のみ。開店は10時~14時で、麺が無くなると終了になります。


銀天街を抜けて松山市駅に行く手前、かすかな記憶を元に歩道橋を歩き、目の前の
「富士教材」さんへ。 ここに来るのは45年ぶりだ。ここは昭和29年創業で70周年
模型の販売・制作の他 ドローン事業にも進出しているそうだ。 1階にはプラモの
箱がどっさり。なつかしいモノも多い。学生の頃のワクワク感を思い出すよね。