宇佐市は、国東半島の付け根にある大分県の市です。 ここには全国に4万社余りある
八幡宮の総本宮「宇佐神宮」があります。また古代の遺跡が多い事も知られています。
「いずみ」から下船し、ジャケットを羽織る。運行前点検問題なし。風防の汚れを
落とし、iPhone3Sの音楽再生をランダムにして準備完了。ゆっくり公道に出ます。
港出口でいつもは左折するが、今回は右折して「東京九州フェリー」の新門司ターミナルに
向かう。5分程で到着。 ここは7月1日に営業を開始し、横須賀~新門司間を就航
船の全長は222.5mと200mを超えるので、瀬戸内ではなく、太平洋航路になります。
横須賀を23:45発、新門司には翌日の21:00着で、21時間15分の船旅です。
ここからは阪九フェリーの新門司FTが対岸に見えます。 対岸のすこし離れた所には
名門大洋フェリーのFTもありますから、一部の人はフェリー銀座と呼んでいるそうです
新門司から由布院に向かう途中、ふと思いついて宇佐ICで下車。 そのまま国東半島を
北上する。 途中、宇佐神宮への看板を見つけたので、駐車場に入る。時刻は7時40分
駐車場から歩き出すが、上宮までは1kmもある。右膝の事もあり、境内入口から参拝
して引き返す事にする。この時刻は他の参拝者の姿も無く、境内はひっそりとしている
大正5年に豊後高田~宇佐~宇佐八幡間の「宇佐参宮鉄道」が開業し、宇佐神宮のある
宇佐八幡駅まで参拝客を運びました。その後大分交通バス路線と競合するという理由
で、昭和40年に全線廃止されました。 路線は8.8kmの単線で、全線非電化でした。
クラウス26号はドイツのクラウス社製の蒸気機関車で、宇佐参宮線の花形機関車として
活躍しました。同線廃止に伴い宇佐市に寄贈され、2001年に宇佐ライオンズクラブが
全国に募金を呼びかけ、修繕された車体はここに展示される事になったそうです。
境内入口で「二拝四拍手一拝」し、家内安全を願います。 駐車場では係員さんが、
「バイク料金100円でいいから」といって、入口のポールの脇から退出することを
許してくれました。 八幡駐車場料金は二輪車100円、普通車は400円になっています