国内販売が報道された「ロイヤルアロイ・TG300S サイドカー」ですが、報道写真では
側車が本車の右側についた右カーなのですが、日本や英国の様に 左側通行の国で走行
するときは、写真の様な左カーの方が便利で安全です。側車はメーカー純正品ですね。
本車「TG300S」ですが、TGシリーズは1960年代の「ランブレッタ・シリーズ2」を
リバイバルしたデザインで、丸みを帯びたクラシカルなデザインが特徴です。
エンジン:水冷4サイクル単気筒4V SOHC 278cc
16.6kW/7250rpm 23.0Nm/6000rpm フューエルインジェクション
ボディ :鋼管製スペースフレーム & フルメタル(スチール)ボディ
燃料容量:10.5L
始動方式:セルフスターター式
映像で見ると、大人の男性でも側車に十分乗れそうですね。ただ足は窮屈そうですが。
前から見ると、側車付軽二輪の枠である全幅1300㎜を超えて、軽自動車枠の1800㎜
位はありそうです。 ホイールベースは1390㎜と ハンターカブの1260㎜より大きいです
側車後部には専用キー付のトランクがあり、ヘルメットを1個収納できるようです。
容量的には30L前後かな。 国産スクーターと異なり、本車シート下には積載空間が
ありませんので、側車トランクは旅先で助かりますね。
灯火類は全てLEDで統一されています。 日本の車検に通る為には、本車の側車側の
ウインカーは取り外すか無効化すると同時に、側車にウインカーの取付が必要です。
側車前方には手すりと「USB取出口×1基」があり、スマホ等に充電できるのでしょう
側車内側には内装が施されており、シート部には2点式シートベルトがみえますが、
これはOPなのかは不明です。 雨の多い日本では、トノカバーは必須と思われます。
側車にも専用サスがあり、乗り心地は良さそうですね。側車への乗り込み方は、まず
フットスペースに片足を置き、側車に立ったまま乗り込んで、それからシートに腰を
落とすという手順になります。映像で見ると、独身者用のユニットバスの大きさかな
本車側にも手荷物スペースがあるようなので、レインコート等も収納できるようです。
メーターはフルカラー液晶で、速度・回転数・ガソリン残量・水温の他 時計・外気温
カレンダー・走行距離、各種警告灯等を表示できるみたいです。
フロントサス :ダブルショックアブソーバー、アンチダイブ機能付き
フロントタイヤ :チューブレス110/70-12インチ
フロントブレーキ:220mm 油圧式ディスクブレーキ
リアサス :ダブルショックアブソーバー
リアタイヤ :チューブレス110/70-12
リアブレーキ:油圧式ディスクブレーキ
日本で側車として公道を走るには「パーキングブレーキ」が必要です。 側車の場合は
本車と側車の間に、機械式のサイドブレーキを設置することが多いですね。
レバーをあげれば、機械的に後輪をロックして、駐車時に車体が動くのを防止します
この側車で阿蘇のやまなみハイウエイや 北海道を走れたら、気持ち良いでしょうね。
高速道路も100km巡航できそうだし、着替え等を小型のバックに詰めて 側車の後部
トランクに放り込めば、すぐに旅に出かけられるなんで、いい感じです。
追加するとしたらウインドスクリーンと、あれば側車用のトノカバーかな。
ステアリングダンパーも取り付ければ、路面からの突き上げが防げるかも。
あとは スマホホルダーやグリップヒーターの取り付けや、走行中に音楽を
聞けるようにしてみたいね。 とりあえず、早く実物を見たいです。