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宮島旅行一日目⑥(大和ミュージアム)

呉海事歴史博物館(愛称:大和ミュージアム)は、2024年度に改修工事が行われる予定

で、開始時期や改修期間は未定。秋頃との予想もあります。 期間中は休館になります

展示再開は2025年度になる予定だそうです。 現在 常設展観覧料は大人五百円です。

 

 

 

 

 

 

                         ※ 画像は映画COMのHPより

私にとって「戦艦大和」と言われて真っ先に思い出すのは、この「夕日に眠るヤマト」

なんですね。 1974年の初放映時にリアルタイムとして見ていた私にとって、初回の

最終場面で写ったこの映像が、強く脳裏に焼き付いたんですよ、はい。

 

 

 

 

 

小腹が空いたので、大和博物館隣の「BEACON」さんで 海自カレーを頂きましょう。

てつのくじら館の「あきしおカレー」は数量限定なので、当日は売り切れていました。

注文したのは「呉名物がんす+さみだれカレー」  美味しくいただきました。

 

 

 

 

 

 

呉湾艦船めぐり「夕呉(ゆうぐれ)クルーズ」に申し込んでいるので、17時過ぎには

乗り場に行くために、館内を速足で観て回ります。ここの目玉は「1/10サイズの大和」

ですが、1/10でも全長が26.3mもあります。 製作費は2億円以上だそうです。

 

 

 

 

 

 

戦艦大和は呉海軍工廠で建造されました。当時のドック「旧海軍工廠造船部造船船渠」

は、現在は埋め立てられ、その上屋だけが残っており、海上からも見る事ができます。

1940年に完成した戦艦大和ですが、現在の技術でも再現できないものがあるとか・・

 

 

 

 

 

 

戦艦大和の主砲を削り出すために使われたと言われる大型の旋盤機械が2022年11月に

大和ミュージアム敷地内に設置されました。この旋盤は大和の世界最大級の主砲砲身

(45口径46センチ砲)等を製造するために、海軍が独逸から輸入したものです。

 

 

 

 

 

 

本機は長さ16m、幅4m、高さ4mもあり、戦後は70年にもわたって大型船舶向けの

クランクシャフトやプロペラ軸等の製造に携わっていました。 2013年まで稼働し、

所有会社の申し出で呉市に寄贈され、69年ぶりに呉市に帰ることになりました。

 

 

 

 

 

 

 

戦艦大和が就役した1941年末の時点で、太平洋戦争の流れは 戦艦同士の打ち合いから

空母や航空機による航空戦力へと推移しており、戦争中はほとんど活躍の場を与えられ

ないままに、昭和20年4月7日 九州坊ノ岬沖レイテ島沖の海域で、多数の米軍艦載機に

よる攻撃を受けて撃沈しました。大和の乗員3332名の内 生存者は276人だけでした。