モーリンのアルト&スパイダー記

スズキ 新型アルトとSPYDER RTの長期テストを掲載中

美保航空祭当日②(地上展示T-4)

航空自衛隊美保基地の滑走路は長さが2500m、一部は中海に突き出た形をしています。

広大な敷地ですが前回2023年の時と比べ、来場者が少ないと感じました。

HPによると、令和6年度の来場者数は24000人、令和5年は40000人だったそうです。

 

 

 

 

 

 

今年はブルーインパルスによる曲芸飛行が無かったので、来場者が少なかったのかな

ブルーインパルスも使用している「T-4 練習機」は実に私好みの機体です。

純国産ですし、信頼性や整備性も高いと聞きます。 T-4の後継機は日米共同開発に

なるとの事。個人的には「サーブ39 グリペン」のコンセプトだったらいいのにね。

 

 

 

 

 

「富士 T-7」新初等練習機は パイロット養成の為の初級操縦課程で使用されます。

 ロールスロイス社製ターボプロップエンジンを1基搭載。乗員は2名(生徒と教官)

 

 

 

T-7(初級操縦課程)→T-4(基本操縦 前期/後期課程)→T-4(戦闘機操縦基礎課程)F-15F-2(戦闘機操縦課程)に進むのが、戦闘機乗りへの一つの過程だそうです。

 

 

 

 

 

「C-2輸送機」は美保基地に配属されており、エンジンは2基。航続距離は7600km。

 政治的思惑からデチューンされたC-1輸送機と比較して、航続距離は4倍、搭載重量

 は3倍となっております。2020年時点で10機が配備され、人員物資の輸送を担当。

 

 

 

 

 

 

川崎C-2輸送機は 全長43.9m、全幅44.4m、全高14.2mなのですが、近寄ってみると

その大きさに驚かされます。 3階建ての標準的な高さが13mですから、3階以上の

高さなのですね。最大搭載量は37.5tで、大型の装備品も搭載可能になりました。

 

 

 

 

 

 

後部ハッチから機内に入ると、壁面に様々な備品が装備されているのがわかります。

 

 

 

 

 

 

貨物室には多数の折畳み式シートが見えるが、C-2は乗員2~5名+110名で運用可能。

運動性と安定性のバランスの取れた操縦しやすい機体とのことですが、C-2操縦には

T-7(初級操縦)→T-400(基礎操縦)→C-2(輸送機操縦)の各課程を修める必要が

あります。 こんな大きな機体を操るのも、パイロットの醍醐味かもしれませんね。