航空自衛隊・美保基地は境港市にある西日本で唯一、輸送機部隊が所属する部隊で
C-2輸送機&KC46-A空中給油・輸送機が配備されています。基地内の陸上自衛隊美保
分屯地(規模の小さい駐屯地の事)には、輸送ヘリCH-47Jが配備されています。
東横イン米子駅前店の喫煙室で6時に起床。直前に予約したのでタバコ臭い喫煙室しか
とれなかったのです。6時20分に1階に降りるも、食堂エリアにはすでに長蛇の列が。
朝食は6時30分からですが、先にチェックアウトして列に並ぶとしましょうか。
可もなく不可もない朝食を平らげ、JR米子駅に向かう。駅はリニューアルされて境線
ホームに近くにあった入口が閉鎖されていた。 6時50分に 0番線ホームに到着。
あれ、通常車両だ...............と思ったら、先頭側は妖怪列車だった。 本日は航空祭
なので、特別仕様なのかもしれない。 目玉おやじ列車に乗って、いざ空港駅へ。
美保基地に最寄りの米子空港駅に到着。大勢の人が下車。係員に誘導されるまま駅外へ
通路を歩くと左側に米子空港(別名:米子鬼太郎空港)の建物があります。
美保飛行場は航空自衛隊美保基地の滑走路を民間航空機が利用する共用飛行場となって
おり、防衛省が管理しています。 東京・ソウル・上海・香港と米子を結んでいます。
空港内には鬼太郎関係の展示物があります。 2階出発ロビーのガラス面には 長さが
10m以上もある巨大なステンドグラス「妖怪たちの森」がありました。同じく2階天井
からは「くじら飛行船」のオブジェが吊り下げられています。
路に沿って歩いていくと「海上保安庁・美保航空基地」の建物が見える。海上保安庁は
海上における犯罪の取締り、領海警備、海難救助、環境保全、災害対応、海洋調査、
船舶の安全航行などを行う組織で、美保基地には飛行機「みほわし」ヘリ「みほづる」
が配備されている。
こちらがボンバル300型(愛称:みほわし)全長25.68m。 第八管区は福井県・京都府
・兵庫県北部・鳥取県・島根県という広大な海岸線を持つエリアを担当しており、同時
に韓国・北朝鮮・ロシアと隣接していることから、外国漁船による違法操業取締りや
密輸・密航という国際犯罪への監視警戒、原発に対するテロ警戒を実施されています。
こちらがアグスタ式AW139型(愛称:みほづる) 全長16.65m。
航空基地にはパイロットとして航空機の運航を担当する「飛行課職員」、航空機の
機体整備や燃料油の管理を担当する「整備課職員」、通信機器の操作や整備を担当
する「通信課職員」の方々が働いています。
7時48分、美保基地正門前の行列に到着。 まだ8時前だと言うのに日差しが熱い。
持参した折り畳み椅子に腰かけている人もチラホラ見える。ネギ畑の向こうに見えるは
陸上自衛隊・米子駐屯地美保分屯地の建物。 分屯地には大型輸送ヘリコプターである
「CH-47J」が配備されており、物資の輸送や空中消火、重機の輸送等が任務です。
CH-47J 全長30.18m 最大速度300km/h 航続距離540km。 乗員3名+55名。
中砲、大型車両等の空輸が可能で、災害時には住民避難等を実施します。
8時過ぎに行列が動き始め、ゲートの中へ。手荷物検査の後に基地内に入場できました
何時か見た「C-46戦術輸送機(愛称:天馬)」を横目に見つつ、滑走路に向かいます。
他に F-104JやF-86D等も展示されているのだが、進入禁止エリアにあって進めない。
ペトリオット地対空誘導弾システムが展示されていました。地上から発射し、航空機を
撃墜するミサイルで、射程は数十キロ。 超低高度から高高度に至る複数目標に対し、
同時に対応可能な高い撃墜性能を持っています。
現在の自衛隊の問題は 人員不足と継戦能力でしょう。弾薬の備蓄は2カ月のみと
言われており、短期間なら対応できますが、長期間では「弾切れ」がおこります。
本格的に侵略から国土を防衛するには、各種エネルギーや食料の備蓄は、日本国
全体で1年以上は必要と言われていますが、現状では甚だ心もとないのです。