宮島は島全体が神の島として崇められており、陸地では恐れ多いと 海中に社や鳥居が
立てられました。 大鳥居は木造の鳥居としては日本最大で、高さ16.6m 総重量60t
もあります。 宮島の鹿は奈良のそれとは異なり、神の使いではありません。
フェリー乗り場から海沿いに歩いていくと「大鳥居」が見えてきた。時刻は8時50分
写真や映像では何度も見たが、いざ実物を目にすると その大きさや雰囲気に感動する
大鳥居は「令和の大改修」が3年半にわたって実施され、2022年12月18日に工事が終了
しました。
2月12日の潮位は「中潮」で、9時頃の潮位は229cm。満潮は11時36分で366㎝との事
御笠浜から大鳥居を眺める。ああ、観光地で外国の人を多く見かける様になりましたね
大鳥居に向かう浜辺にも鹿がいて、海藻かなにかを啄んでいました。 現在宮島には
山中に300、街中に200 合計500匹のニホンジカが生息していると言われています。
市街地周辺の鹿は人に慣れていますが、あくまで野生の鹿ですので注意が必要です。
廿日市市の注意看板もあるのですが、見ていると近づいて鹿の身体に触っている人も
結構いるみたいです。宮島ではゴミの散乱や農作物の被害を防止する観点から、餌やり
は禁止されています。奈良の鹿の様な「鹿せんべい」も19年に販売停止になりました。
平和的に人と鹿が共存できればいいのですが、なかなかそうはいきませんよね。
とりあえず人間側が守るルールは、やたらと近寄らない、触らない(特に小鹿)、
傷つけない、餌をやらない、怒らせない、ゴミは持ち帰るくらいでしょうかね。