モーリンのアルト&スパイダー記

スズキ 新型アルトとSPYDER RTの長期テストを掲載中

夫婦で高千穂に その3(船内放送)

出港後 6階レストランが開いたので、そこに移動する。 妻は刺身の盛り合わせに

皿うどん、辛子明太子に貝汁を注文、私はホルモン鉄板焼きに 大盛ライスだ。

 

 

 

 

嫁さんと 声を抑え気味に会話しながら、ゆっくりと夕食を完食。 時刻は18時15分

嫁さんはフェリーの露天風呂に興味を持っていたので「18時35分予定の明石海峡大橋

通過時に、露天風呂から大橋の下部を見上げたらおもしろいよ」と提案する。

 

 

 

 

 

時間を見計らって大浴場に移動し、18時30分頃 露天風呂に浸かるも、一向に大橋は

見えてこない。海側の摺りガラスから前方を見ても何も見えない。 これはおかしい

脱衣所で着替えていると頭上から船内放送があり、聞き耳を立てる。

 

「お客様に申し上げます。 現在「ひびき」は 機関の電気系統のトラブルにより

 減速航行しております。 乗組員一同、お客様の安全を第一に考えて 全力で

 修理を行っております。 明日の新門司到着時間は 追ってご連絡いたします」

 

 

 

 

 

5階デッキから海面を見ると、明らかに通常の速さではない。体感では通常の半分以下

の速度で「ひびき」は航行している。 修理の進展具合が気になるが、最悪 機関停止

の可能性もあり、困ってしまった。乗客としてはスタッフにお任せするしかないけど、

嫁さんにどう説明したらよいのやら。 今迄 こんな事は無かったのにと落ち込む。

 

 

 

 

 

19時25分 予定よりも50分も遅れて「ひびき」は明石海峡大橋に到着した。単純に

倍の時間がかかった事になる。このままのペースを維持すると、新門司まで20時間

以上かかる計算となり、到着は翌日の午後だ。 ああ、困った 困った...( ;∀;)