「坊ちゃんカラクリ時計」は、道後温泉本館の建設百周年を記念し、道後温泉駅前に
1994年に建てられました。 平日は1時間ごと、休日等は30分毎に、時計本体に内蔵
されたカラクリ人形(坊ちゃん、マドンナ、赤シャツなどの小説の登場人物)が動き
出します。 次の回は8時からですが、先に道後温泉本館に向かいます。
5時25分に船内に音楽が鳴り始め、5時30分に係員の放送が始まる。到着は定時の6時。
下船準備をして、リュックを背負う。最低限の衣類等しか入れていないが、結構重い。
6時過ぎに下船開始。鍵を受付に返却し、下船口から連絡通路を通り、一階の出口へ。
各方面別3台のバスが待っており、私はチケットを係員に渡し、松山行きバスに乗込む
松山方面行き連絡バスは6時20分に東予港を出発し、JR松山駅や いよてつ松山市駅
を経由して7時40分過ぎに別府温泉駅に到着。坊ちゃん列車やカラクリ時計も久し振り
まだ開店前の商店街を抜けて道後温泉本館に向かう。どうせこの時間でも係員の爺さん
に「はあ、男の人は 次は11時の回だよ」と 言われるものと思っていたが、なんだか
様子がおかしい、玄関口が閉まっている。横を見ると7月10日まで全館休館中とのこと
なんてこったい、予想外だね。 仕方ないから外湯に向かうとしましょうか。
そういえば、あの坂の上に足湯があるんだっけ。 でも坂道は右膝に来るんだよね。
あそこ「空の散歩道」からは足湯を堪能しながら本館全体を見下ろせるんだけど、
右膝の痛みには勝てないので、今回は遠慮しておくことに。
道後温泉本館前の「振鷺亭」に入ると、本館で実際に使用されていた「鬼瓦」の展示
がされていました。正面玄関や霊の湯棟で、実際に使われていた鬼瓦の実物ですね。
個人的には「鬼瓦」と聞くと、火の鳥鳳凰編 我王と茜丸の対決を思い出します。
道後温泉本館は令和6年に130周年を迎え、7月11日から5年半ぶりに全館で営業を再開し
12月に保存修理工事が完了すると聞いています。 振鷺亭ではこれまでの本館に関する
歴史的資料や由来をパネル展示しています...................目が疲れるので読みませんけど。
まだ8時前だというのに、日に照らされた肌が熱い。入浴する前に一汗かこうと思い、
上人坂を上って「宝厳寺」に参ろうとは思ったが、やはり坂道は膝にきつい。だから
手前の「圓満寺」に行くことにする。たしかお手玉ぽいのが奉納されていたはずです