※ 画像は航空救難団のHPより
10時25分 航空救難団所属の救難ヘリコプターUH-60Jが
離陸しました。 救難捜索機U-125Aの姿も見えます。
救難捜索機は、主に自衛隊の航空機に事故が発生した時に
その捜索・救助を任務としています。前任のMU-2に比べ
捜索レーダー等の機能が向上し、援助物資投下機構を装備
航続距離は約4000km。事故現場へいち早く到達します。
救難ヘリは 自衛隊員の捜索救助の他、国民の生活生命を
守るための災害派遣が任務です。UH-60Jは長い航続距離
(約1295km)と広い救難可能区域を持っています。
展示内容では、U-125Aが捜索レーダー・赤外線暗視装置
により遭難者を発見し、UH-60Jが気象レーダーや慣性航法
装置等で現場に到着し、生存可能時間内に救助します。
降下救助員が空中に静止(ホバリング)したヘリコから
ロープでラぺリング降下しました。一点にホバリングする
パイロットの技能と、救助員の度量が垣間見えます。
救難員1名がストレッチャーに載せた要救助者と共に機内
へ収納され、もう一名もつり上げ後に、UH-60Jは現場を
離れました。 航空救難団は、その救難練度の高さから
「最後の砦」と呼ばれています。