明け方まで残っている月を「残月(ざんげつ)」という
そうですが、それに重なるように飛行機雲が伸びていき
ました。ここは道後温泉駐車場。時刻は7時丁度です。
5時10分頃から船内にBGMが鳴り始め、5時30分に起床と
下船準備の船内放送あり。6時前には車両甲板への扉が
開き、6時7分には下船です。こちらも振動が ガガガガ....
道後温泉駐車場はカーブの先の右側にゲートがあり、
知らないと道を行き過ぎてしまいます。時刻は7時前。
保存修理工事中です。休憩室がある2階以上は休館して
いますが、1階で入浴ができます。
された公衆浴場で、その歴史的文化財的価値を 維持保存
する為に、現在保存修理工事が行われています。
本館は明治27年に「神の湯本館棟」が完成し、それ以降の
125年間に増改築を繰り返し、本館は「玄関棟」「南棟」
「又新殿・霊の湯棟」の4つの建物でできています。
保存修理工事の目的の一つは地震への備え(構造補強)
です。 ただし使える部材は可能な限り再利用します。
解体すると、過去に何度も改修された痕跡が確認され、
天井板からは明治31年の墨書が発見されました。
道後温泉は現在 外部の源泉から温泉を引き込み、源泉
かけ流しを実現しています。今回の工事では配管設備も
更新します。
道後温泉本館・霊の湯の入浴料は大人420円。営業時間は
6~23時迄で、利用時間は1時間以内とされています。
貸しタオルは50円、本館オリジナルタオルは200円です。
取り外した瓦は1枚1枚再利用できるものと破棄するものに
選別され、必要なものは新たに製作されます。
さてと空の散歩道から坂道を下って、本館に参りませう。
学生時代を松山で過ごしながら、実は道後温泉本館には
入った事が無いのです。 40年ぶりに入浴できるかな。