モーリンのアルト&スパイダー記

スズキ 新型アルトとSPYDER RTの長期テストを掲載中

歴史をつなぐ 未来へ残す

明け方まで残っている月を「残月(ざんげつ)」という

そうですが、それに重なるように飛行機雲が伸びていき

ました。ここは道後温泉駐車場。時刻は7時丁度です。

 

 

 

 

 

 

5時10分頃から船内にBGMが鳴り始め、5時30分に起床と

下船準備の船内放送あり。6時前には車両甲板への扉が

開き、6時7分には下船です。こちらも振動が ガガガガ....

 

 

 

 

 

 

東予港から道後温泉に向かいます。 天気は晴れ予報。

道後温泉駐車場はカーブの先の右側にゲートがあり、

知らないと道を行き過ぎてしまいます。時刻は7時前。

 

 

 

 

 

 

道後温泉本館は  平成31年1月から、営業を継続しながら

保存修理工事中です。休憩室がある2階以上は休館して

いますが、1階で入浴ができます。

 

 

 

 

 

 

道後温泉本館は平成6年に日本で初めて重要文化財に指定

された公衆浴場で、その歴史的文化財的価値を  維持保存

する為に、現在保存修理工事が行われています。

 

 

 

 

 

 

本館は明治27年に「神の湯本館棟」が完成し、それ以降の

125年間に増改築を繰り返し、本館は「玄関棟」「南棟」

「又新殿・霊の湯棟」の4つの建物でできています。

 

 

 

 

 

 

保存修理工事の目的の一つは地震への備え(構造補強)

です。 ただし使える部材は可能な限り再利用します。

 

 

 

 

 

 

解体すると、過去に何度も改修された痕跡が確認され、

天井板からは明治31年の墨書が発見されました。

 

 

 

 

 

 

道後温泉は現在 外部の源泉から温泉を引き込み、源泉

かけ流しを実現しています。今回の工事では配管設備も

更新します。

 

 

 

 

 

 

道後温泉本館・霊の湯の入浴料は大人420円。営業時間は

6~23時迄で、利用時間は1時間以内とされています。

貸しタオルは50円、本館オリジナルタオルは200円です。

 

 

 

 

 

 

取り外した瓦は1枚1枚再利用できるものと破棄するものに

選別され、必要なものは新たに製作されます。

 

 

 

 

 

 

さてと空の散歩道から坂道を下って、本館に参りませう。

学生時代を松山で過ごしながら、実は道後温泉本館には

入った事が無いのです。 40年ぶりに入浴できるかな。