1986年(昭和61年)12月に、回送列車7両が強風の為、余部鉄橋から40m下に転落。
鉄橋下にあったカニ加工場や民家を直撃し、6名が亡くなり6人が負傷しました。
余部鉄橋では25m/S以上の強風で運転中止する事になっていましたが、列車司令員が
規則に従わず抑止行動を取らなかったせいで、列車は最大風速33m/Sの突風を受けて、
転落しました。36年経ちましたが、慰霊碑には犠牲者の冥福を祈る献花が絶えません。
6/5(日)12時20分、余部鉄橋「空の駅」に到着。天気が悪化して今にも降りそうだ。
昼食に「道の駅 あまるべ」の浜そば(680円)をいただく。 キスと大葉の天ぷら、
かき揚げ、生わかめ、蒲鉾が入っていて、なかなか美味。 ごちそうさまでした。
旧余部鉄橋は明治45年に開通した、高さ40mもある赤い鉄の橋梁として有名でした。
約100年間 山陰本線の運行を支えてきた旧余部鉄橋でしたが、老朽化や昭和61年の
列車転落事故を機に架け替えが進み、平成22年8月に現在の橋に生まれ変わりました。
架け替えにあたり、旧鉄橋の一部(3脚3スパン)を展示施設として残し、平成25年
には 展望施設「空の駅」、平成29年には展望エレベーター「余部クリスタルタワー」
が完成しました。 余部鉄橋の歴史は これからも続いていきます。