モーリンのアルト&スパイダー記

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呉湾艦船めぐり その2(かが)

「かが(DDH-184)」 は、海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦で、全長248mは

海上自衛隊の艦船の中で最大級。 広島県呉市所属の第四護衛隊群の旗艦です。

 

 

 

 

「かが」は2015年進水、2017年に就役し、母港は呉。排水量は19500t、幅は38m。

 対潜戦のみならず災害派遣、病院船、国際平和協力活動など、多彩な任務を遂行

 できる多目的護衛艦です。

 

 

 

 

通常は舳先を陸地に向けている「かが」ですが、本日は珍しく海側を向いています。

現在は 短距離離陸と垂直着陸が可能なステルス戦闘機F35Bを搭載するための改修

工事が行われ、飛行甲板上の耐熱塗装や標識塗装等が行われているとの事です。

 

 

 

 

今後 艦首形状を四角形への偏向や館内改修する工事を経て、太平洋への進出の野望を隠さない中国への抑止力として期待されています。 がんばれ、かが!!

 

 

 

 

 

「はたかぜ(TV-3520)」は 1986年に就航し、DDG-171としてミサイル護衛艦として

横須賀に配備されました。その後 練習艦に改造され、呉を母港としています。

 

 

 

 

前甲板には対空ミサイル単装発射機×1基、54口径5インチ単装速射砲×1門が見えます

艦形としては、長い艦首形状が外観上の特徴となっています。

 

 

 

 

艦橋の前にアスロック(対潜ミサイル)8連装発射機×1基を備え、船体中央部には

艦橋やレーダー等の構造物が密集し、後部には太く短い煙突を1基装備しています。

 

 

 

 

煙突脇には ハープーン対艦ミサイル4連奏発射筒、高性能20mm機関砲が見えます。

後部マストには武骨な対空レーダーが見え、3連奏短魚雷発射管もありますね。

 

 

 

 

前部だけでなく後部にも 単装速射砲があるのが、最新の護衛艦とは異なるところです

最後部はヘリコプターの発着甲板であり、船尾には「旭日旗」が掲揚されています。