この中国産サイドカーの「長江CJ-750」型は、日本向けに特別な「金色竜」の装飾が為されています。
長江は「Channg Jiang」と表記され、読み方は「チャン ジャン」の様です。
ベースはBMW R71(1930年代)で、746cc 22PS、95km/hとクラシカルな性能です。
雑誌「Pen」2005年 No.118によれば、北京最新
情報として、次のような記事が載っていました。
それが同盟国であった中国にも伝わった。
・1957年 毛沢東の指揮下、第一号が軍事工場で誕生
・その後 様々なバリエーションが誕生し、現在に至る。
・80年代までは人民解放軍と警察の専用車輌
・2005年時点で、北京市内を走る「長江」は約2万台。
その内 約1割が民間車輌。
信じがたいエンジン性能です。一説ではハイオクガソリンを使うほうが無難という意見もあります。
同じく 中国の「東海 SM750」型サイドカー。 東海は「ドン ハイ」と読むようです。
でもこれって、見た目もエンジンも「幸福 SM750」型ですよね。 呼び方が違うだけなのかしら?
エンジンは空冷OHV 並列2汽筒 746cc
最高出力 33ps/5000rpm
変速機4段 ・ 車重 400kg
全長2280 全幅1710 全高1430
.......と、カタログ値も同じです。
「ベテラン・オーナーに喜ばれそうなモデル
であるが、微妙なセッティングを必要と
する」 との文字が見えます。