手前に架かる橋の様な道から、紺碧の瀬戸内海を眺める。予想外に多い観光客の数には
驚いたが、来てよかった。 今回の旅の目的の一つは此れで達成。あとは消化試合だね
案内係のオバサンが「そろそろ松山行きの列車が到着しますよ」と告げて、観光客が
一斉にカメラを構える。待つ事しばし、八幡浜方面から青いワンマン列車がやって来た
時刻は13時2分。 少し遅れているのかな。
オバサンがスタンプを配っていたので、1枚貰って汽車に乗り込む。 なるほど、この
汽車は「国鉄キハ185系気動車」というらしい。さてと、駅舎に手を振ってお別れです
下灘駅から途中、伊予市で乗り換えて13時50分頃、JR松山駅に到着。 東予港行きバス
は20時10分発だから、あと6時間は猶予がある。 さてと、折角松山に来たのだから
伊予鉄にも乗ってみよう。市電で古町に移動し、そこで伊予鉄に乗り換えます。
ここは伊予鉄道高浜線の「梅津寺(ばいしんじ)」駅です。 無人駅なので下車し、
運転手さんに切符を渡します。ホームのすぐ隣には瀬戸内海と砂浜が広がります。
このホームは とある有名なドラマの撮影場所として有名です。
1991年にフジで放送された「東京ラブストーリー」の最終回に登場した事で有名に。
もう33年も前の事なのですね。主人公のリサが「カンチ~」と叫ぶ声が脳内再生します
リサがホームにハンカチを結んだシーンが有名で、現在のホームはこの有様ですね。
駅を出てすぐに梅津寺公園があり、中には「坊ちゃん列車」が展示されています。
これは日本に現存する最古の軽便鉄道の車輛で、明治に独逸から購入されました。
公園は有料で土日祝のみの営業。ここは東京ラブストーリーのロケ時には遊園地で、
ジェットコースターや観覧車がありましたが、今は撤去されているようです。
日陰を求めて隣の「みきゃんパーク」へ。1階が蜜柑の加工場と売店、二階がカフェに
なっています。蜜柑スムージーを注文しましたが、中身がシャーベット状ではなくて
肩透かし。 駅に到着する伊予鉄を眺めた後、砂浜に向かう事にします。
ここはかつては海水浴場で、2009年には休止されたそうですが、泳いでいる人がいます
少し歩くと海の家も営業していて、かき氷が350円で販売されていました。 沖合には
船が行き交っていて、ここの奥にある三津浜港からの「柳井~松山」フェリーの姿も
見えます。 周防大島にいく際は、私もこの防予フェリーを利用しました。
さてとそろそろ松山市駅に戻りましょう。時刻は15時13分。おや、踏切が鳴りだしたね
さてとこれからどうしましょう。坂の上の雲ミュージアムに行くも良し、道後温泉で
ニュー道後温泉ミュージックで女体鑑賞するもよし。20時までは自由行動ですね。