高さ15mの巨大な仏頭は 「ハニベ釈迦牟尼大仏」と呼ば
れています。ハニベとは現在の彫塑家(粘土などを用いて
彫刻の原型となる塑像を作る人)の事だそうです。
11時20分に「ハニベ岩窟院」に到着。 入場料は800円。
岩窟院とは、ハニベが創設した岩盤の中の院という意味
だそうで、1951年に初代がこの地に開洞したそうです。
実際に目にするとすごい迫力の「お釈迦様」の頭ですが、
内部には数百体はあると思われる水子地蔵像が祀られて
います。ここから胎内巡りが始まると思ってましたが、
実際は裏山全体と 元石切り場の洞窟がステージです。
案内図に従い、階段を上り、洞窟方面へ。至る所に塑像が
ありますが....夜中に見たら子供がひきつけを起こす
かも。資料館を抜けどうやら洞窟の入口に着いたようです
初代「津賀田勇馬」院主が夢に見た牛を造り「夢牛」と
名付けたそうです。金澤神社にもあったような...?
洞窟を進むと、お釈迦様の一生を描いた像が見えてきます
中央のあのポーズは生誕時の「天上天下唯我独尊」ですね
ヒンドゥー教寺院遺跡の随所に見られる男女一組の性的
結合を表現した彫刻や絵画を「ミトゥナ像」と言います
洞窟の中で、妖しい姿を見ていると なにか胸騒ぎが。
見方を替えれば、古代インド芸術ともいえるでしょう。
男女の合歓が、涅槃に至る事を表しているのですかね。
ううむ、ハニベ岩窟院 おそるべし......(-_-;)