モーリンのアルト&スパイダー記

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明石海街めぐり その3(五色塚古墳)

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五色塚(ごしきづか)古墳は、明石海峡を見下ろす高台に作られた兵庫県下最大の古墳

で、全長194mの前方後円墳です。 築造は4世紀後半で被葬者は現在でも不明です。

 

 

 

 

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前方後円墳とは、円形の主丘に 方形の突出部が接続した双丘の鍵穴形をしており、

墳墓部周辺には多数の埴輪群が見えます。円筒埴輪は推定で2200本もあります。

 

 

 

 

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古墳からは淡路島、明石海峡が良く見えます。 この古墳の被葬者は不明ですが、

海上交通の要であった明石海峡を抑えた時の権力者「明石大門の王」と言われています

 

 

 

 

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階段で円形の主丘に登ります。斜面には茸石(ふきいし)が敷き詰められています。

葺石の個数は223万個ともいわれており、その成分から淡路島北東岸から海峡を渡って

運ばれたと言われています。 4世紀後半にこのような事業が行われたのは驚愕です。

 

 

 

 

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現在 古墳の周辺に並んでいる埴輪列は、発掘されたものを元にFRPで製作されたもの

で復元されています。 この様な大型古墳が住宅地の中にあるのは興味深いですね。

 

 

 

 

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主丘から見えた明石海峡をもっとよく見たくなって、海の近くに降りてきました。

しばらく海をボ~と眺め、結構今日は波がキツイなと思っていましたが...

 

 

 

 

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ふと振り返ると、山の方には黒雲が立ち込めて、今にも降り出しそう。慌てて愛車に

戻り出発しましたが、若宮IC手前で結構大粒の雨に降られました.....( ;∀;)