黒神埋没鳥居を出て、桜島フェリーに向かう。途中「有村溶岩展望所」があったので
立ち寄ります。 ここにも大噴火に備えて 退避壕が設置されています。
この辺りは有村地区の大正溶岩原と呼ばれ、一面に溶岩原とその上に根を張る黒松が
広がっています。 火山灰がうっすらと積もった階段をヒイヒイ言いながら登ると..
ここからは円錐型のお山、昭和火口が望めるのですが、曇天で雲間に隠れています。
以前(2018年11月)訪れた際は こんな感じでした。足元から大正溶岩、昭和溶岩と
なり、古い溶岩層まで長い時間をかけて緑が戻っています。 それより上の山肌に
緑が無いのは 火口からの火山ガスの影響で 緑が育たないからです。
このまま「湯之平展望所」に行こうと思ったが、曇天では景色は望めそうにない。
桜島フェリーに乗る前に 前回行けなかった「叫びの肖像」を見に行きましょう。
向こうに見えるのが「退避壕」です。 時刻は12時10分。 腹が空きました。