モーリンのアルト&スパイダー記

スズキ 新型アルトとSPYDER RTの長期テストを掲載中

辯天宗 冥應寺にて

イメージ 1



寒い、ついでに唇が冷たい。一般道でも口の辺りに風が当たるのだ。
LTの外気温計は「5℃」を示している。

ショートドライブの帰りに、「冥應寺」に立ち寄った。 
ここは辯天宗の本部で、毎年8月8日に開催される花火大会で有名だ

夏には3000発の花火が夜空を染め上げ、自宅の近くからも見ること
ができる。










イメージ 2



道端にBMW K1200LT+X サイドカーを停めて写真を撮っていると、参拝帰りの方が話しかけてきた。

年配の男性で、雰囲気が私の親父に似ている。




男性  「サイドカーをこんなに近くで見るのは初めてです。 
      少し見学させてください 」

私   「どうぞどうぞ。 ついでにあの塔の事はご存知ですか?」


男性  「あのお寺は高野山の流れを汲む辯天宗の本部で、甲子園で
      有名な智辯和歌山もその系列です。
      
      あちらの塔はたしか水子の供養塔で、高さは70m位あった
      と思います。」


男性  「側車の座席は低いようですが、乗った感じはどうですか?」


私   「息子の話だと、視点が低くて まるでゴーカートに乗っている
      感じだそうです。 ただ周りからの視線を感じて、すこし恥ず
      かしかったといっていました。」


男性  「側車が左についていると、曲がりにくいのではありませんか?」


私   「左側に補助輪が付いている様な物なので、ハンドルとアク
     セル操作で曲がります。
     
     慣れないと 腕の力ずくで曲がろうとするので、翌日 腕の
     筋肉が痛みます。」




この後も 取りとめの無い話をして、男性と別れた。

男性は信徒ではなく、散歩がてら境内を散策するのを日課にしている
そうだ。