当時中型免許しか持っていなかった私には、 「ヤワ・ベロレックス」 サイドカーは大変魅力的に映りました。
左カーで全天候トップも付属していて、本体価格が60万円という値段設定も、その一因でした。
チェンジペダルを180度回転させて、キックペダルにするという独特な機構に対して、若干の不安はあった
のですが、とりあえず急いで輸入元の「成川商会」さんに向かったのでした。
「成川商会」さんで実物を見て、エンジンも
かけていただいたのですが、結局のところ
私はヤワ・サイドカーを購入しませんでした。
詳しい理由は忘れましたが、その時応対して
いただいた「成川商会」さんの担当者は、
あまり誠実な態度ではなかったように記憶
しています。
それから20年ほど時が流れ、私が門真運転
試験場で大型二輪用運転免許証の発行待ち
をしていると、コース上になにやら変わった車
を発見。
(画像は 成川商会さんのHPより)
それは2台のMP3と1台のFUOCOでした
どうやら保安基準の変更で、いままで普通免許で乗れていたMP3が、普通二輪免許が必要になったので、
すでにMP3に乗っている人に対して発行される「特例免許」を取得する為に、自分の愛車を持ち込んで
試験を受けるみたいです。
MP3のオーナーは30代と40台の男性、一方500ccのFUOCO(黒)のライダーは20代の女性でした。
しばらくすると原付に乗った担当者がコースに現れ、注意事項と道順、減点等の説明を始めました。
ちょうど私も大型二輪免許を取得したばかりでしたし、MP3やFUOCOにも興味があったので、順番待ち
をしているオーナーに感想を聞いたのですが、皆さん 愛車の良いところは認めつつも、口をそろえて
「成川商会」の対応の悪さを訴えておられました。 それはもう、ケチョンケチョンに。
う~ん、20年以上経っても 社風というのは変わらないものなのかな.....