モーリンのアルト&スパイダー記

スズキ 新型アルトとSPYDER RTの長期テストを掲載中

記憶の中のサイドカー No.04

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 当時中型免許しか持っていなかった私には、 「ヤワ・ベロレックス」 サイドカーは大変魅力的に映りました。
 左カーで全天候トップも付属していて、本体価格が60万円という値段設定も、その一因でした。
 
 
 チェコスロバキアという東側の国のメーカーであること、2ストローク350cc2気筒という旧い設計のエンジン、
 チェンジペダルを180度回転させて、キックペダルにするという独特な機構に対して、若干の不安はあった
 のですが、とりあえず急いで輸入元の「成川商会」さんに向かったのでした。
 
 
 
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「成川商会」さんで実物を見て、エンジンも
かけていただいたのですが、結局のところ
私はヤワ・サイドカーを購入しませんでした。
 
 
詳しい理由は忘れましたが、その時応対して
いただいた「成川商会」さんの担当者は、
あまり誠実な態度ではなかったように記憶
しています。
 
 
それから20年ほど時が流れ、私が門真運転
試験場で大型二輪用運転免許証の発行待ち
をしていると、コース上になにやら変わった車
を発見。
     (画像は 成川商会さんのHPより)
                                         それは2台のMP3と1台のFUOCOでした
 
 
 どうやら保安基準の変更で、いままで普通免許で乗れていたMP3が、普通二輪免許が必要になったので、
 すでにMP3に乗っている人に対して発行される「特例免許」を取得する為に、自分の愛車を持ち込んで
 試験を受けるみたいです。
 
 
 MP3のオーナーは30代と40台の男性、一方500ccのFUOCO(黒)のライダーは20代の女性でした。
 しばらくすると原付に乗った担当者がコースに現れ、注意事項と道順、減点等の説明を始めました。
 
 
 ちょうど私も大型二輪免許を取得したばかりでしたし、MP3やFUOCOにも興味があったので、順番待ち
 をしているオーナーに感想を聞いたのですが、皆さん 愛車の良いところは認めつつも、口をそろえて
 「成川商会」の対応の悪さを訴えておられました。 それはもう、ケチョンケチョンに。
  
 
           う~ん、20年以上経っても 社風というのは変わらないものなのかな.....