モーリンのアルト&スパイダー記

スズキ 新型アルトとSPYDER RTの長期テストを掲載中

Can-am スパイダー RT 試乗会 Vol.4

イメージ 1


会場内での練習が終ったので、いよいよ公道走行に移ります。会場内で使用したホワイト・スパイダーRTには
ナンバーが付いていませんでしたが、公道走行にはナンバー付車輌を使用します。


好きな車輌をお選びくださいとの事なので、一番興味のあるRT-limited 琥珀色の車輌に跨りました。
感激です。 ホワイトやシルバーも魅力的ですが、私が買うなら このコニャックを選ぶと思います。
追い越し禁止などの注意事項を確認の上、スタッフの先頭車両について、ATCから公道に向かいます。





公道に出ました。 右手のアクセルを開き、左手のシフトボタンを親指で押します。バイクと違ってシフトチェンジ
の際は、アクセルの特別な操作は必要無いそうです。 1速から2速へ、さらに3速へ。 問題ありません。
シフトアップ時も、信号停止時のオートでのシフトダウンも、不自然な振動等を感じる事はありませんでした。


試乗グループは、一般道から大阪港夢咲トンネルに向かいます。 これはATCそばの海底トンネルです。
トンネル内は薄暗いのですが、前面のライトの光量は十分で不安はありません。 メーター類や
多機能ディスプレイ、両手のスイッチ類もライトアップされて綺麗です。


サイドカーは夜間に対向車から、ソロのバイクと間違われて追突されるのを防ぐ為、車幅灯が装備されている
のですが、全幅が1572mmもあるスパイダーRTにも、両輪カバーに 「ライト」 が装備されています。





夢咲トンネルから 夢洲埋立地を通り、夢舞大橋を抜けて 舞洲の緑地に入ります。 大橋の上り坂でも
高いトルク感を感じさせる1330ACE・エンジンのおかげで、シフトダウンせずに余裕で走っていけます。


橋の上では 少し風が出て、小雨もぱらつきましたが、シールドのおかげで 雨はほとんど当たりません。
耳に心地よいエンジン音を響かせつつ、交通量の少ない道を40~60km前後で流してゆきます。


舞洲ベースボールスタジアムを越え、ロッジ舞洲あたりまできて、ウインカースイッチに違和感を感じました。
これは 自分がK1200LTのウインカーに慣れているため、無意識に 親指で下の方に押し込もうとするから
スパイダーRTのスイッチの位置とずれるからです。日本車に慣れた方なら、特に問題は無いと思います。









イメージ 2


来たコースを逆にたどり、ATCに向かいます。 前からスタッフの乗る先頭車両、カップルがタンデムしている
ホワイトRT、次に 私が乗る車輌、最後尾にスタッフの乗る RSモデルです。


時間にして 30分程度だったでしょうか。 実に有意義な体験 でした。少し気になったのは ブレーキペダル
を踏む右足にすこし引きつり感を覚えたことです。 ペダル位置は変更できませんが、フットレストは調整可能
だそうなので、自分の体型に合せて微調整すれば、問題ないと思います。



試乗後はアンケート用紙に感想を記入して、解散です。 すでに次の回の受講者がDVDを鑑賞しています。
次回は6~7名が受講するようです。


さて、まとめですが 短い試乗ながらスパイダーRTの完成度は、かなり高いものとの印象を受けました。
BRPジャパンさんやディーラーさんの部品供給体制や、サービスレベルはわかりませんが、個人的には
「 買い 」だと思います。 


あとは軍資金の問題ですね。 私の好みのスパイダーRT Limited (コニャック)なら、本体価格が税込
290万強。 トヨタエスティマ、 ホンダのゴールドウイング(エアバック・ナビ)、 BMW K1600GTと
同じ価格帯ですね。 乗り出し価格は 本体+20数万円ですから、 300万円を超えます。







                       (Youtube から。 998ccの前年度モデルですね)



私は10月20日に ササキスポーツさんにK1200LTサイドカーを車検に出しました。 ローンはあと3年
残っています。 3年後ローンが終ったら、もう一度 購入を考えて見たいと思います。