モーリンのアルト&スパイダー記

スズキ 新型アルトとSPYDER RTの長期テストを掲載中

スパイダー RT 試乗会 Vol.3

イメージ 1


ホワイト・スパイダーRTに近づくと、ふと違和感を感じました。良く見ると、本国仕様とは異なり、日本仕様は
リア・ウインカーが独立して、サイドトランクから生えています。 お役所の決まりだそうで、ちょっと残念です。


盗難防止システムを解除するには、電子キーを差込み、特定の動作をする必要があります。
右手グリップのセルボタンを押し、エンジンを始動させます。


中央部のTFTカラー液晶の多機能ディスプレイに 「0km」が表示され、左下に1速が表示されれば
準備OKです。表示されるまでは、メーター上のスライド部の「警告文」を読むことが推奨されるとの事。


先ずはスタッフの後について、会場内に設けられたコースで、スパイダーRTの動きに慣れましょう。
教習所内の様に、沢山のパイロンを使って、曲がりくねったコースが作られています。


スタッフから会場内は1速をキープして、シフト操作はしないでくださいと注意がありました。
お髭のダンディなオジサンは、女性とタンデムで走り出し、私もその後に続きます。


停止位置からアクセルを開け、すぐにスタッフの合図で右足のブレーキを踏みます。 最初は勢いが
付きすぎて、尻が少し浮いてしまいましたが、強力なABS付きブレーキのおかげで、短距離で止まれました。


スパイダーRTは、全幅が1572mmもあり、これは軽自動車の1500mm弱よりも広いのですが、
比較的 パイロン間の幅が狭いコースでも、余裕を持って左右にクネクネと曲がることが出来ました。


ハンドルの左右の取りまわしは、軽かったですね。 たしかパワーステアリングが装備されているはずです。
普段は K1200LTサイドカーに乗っているので、左右に曲がる際にハンドルを引く操作に、違和感は感じません。


コースを2度、3度と廻るうちに、ハンドル操作にも慣れました。 これなら狭い道でも問題なさそうです。
これから 公道に出発です。 試乗車2台の前後にスタッフの車輌がついて、フォローをしてくれます。