モーリンのアルト&スパイダー記

スズキ 新型アルトとSPYDER RTの長期テストを掲載中

三回忌 冨井喜晴氏を偲ぶ会 vol.2

イメージ 1
 
  雨降りミーティングは例年7月初旬の梅雨の時期に 故富井喜晴氏が主催されたサイドカー愛好者の
 集いです。私も何度か見学させていただきましたが、季節柄 雨天が多かったような記憶があります。
 
 
 今回 会場が急遽「国民宿舎 志んぐ荘」に変更になりましたが、屋根付きの車庫には既にたくさんの
 サイドカーの姿がありました。 皆さん個性的な車両ですが、一際目についたのが この一台です。
 
 
 
 
 
イメージ 2
 千葉県のサイドカーメーカー「オクトラン」
 製作の「SPORTS TOURER」です。
 
 2010年のモーターサイクルショーで
 展示されましたが、こんなに近くで見る
 のは初めてです。
 
 そのスタイルは同じ一体型の先駆車
 「クラウザー・ドマーニ」と似ていますが、
 全体的に一回り大きく、迫力があります。
 
 細かいところの作りこみや、配色など
 日本の職人芸といった感じがあります。
 
 
 
 
 
イメージ 3
 メーター類から類推するに本社はBMW
 Kシリーズを流用しているようです。
 
 サイドミラーは左右ともフレームに嵌め込ま
 れており、これで後方視界が確保できるの
 かと思ってしまいます。
 
 シートに座れば疑問が解決するのですが、
 オーナーの姿が見えないので断念しました。
 
 メーター上には何らかの取付け器具があり、
 どうやらカーナビの様ですが、詳細は分かり
 ませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
 
 こちら側から見ると、すごいボリュームを感じますね。オクトランさんのHPを拝見すると、スポーツツアラーの
 価格は、ベース車両(K100RS~K1200RS)や登録諸費用、消費税を除いて450万円からとなっています
 ので、この車両はおおよそ700万円以上するのではないかと、類推します。
 
 
 
 
イメージ 5
 スポーツ・ツアラーには全天候トップが
 装備されていました。
 
 この車が全天候トップをつけている姿は
 初めて見ます。
 
 トランクも扉が大きく、大容量の様です。
 
 スリーホイラーズバイブルによれば、
 トランクの開閉はワイヤーリッド式で
 運転席からワンタッチで、操作できる
 そうです。
 
 
 
 
 
 
イメージ 6 
 前から見た全天候トップは、こんな感じ。
 
 
 カーにはレカロ製のセミバケットシート
 付いていて、スポーツ走行時にも、パッセ
 ンジャーをしっかりと保持することでしょう。
 
 
 側車の乗り降りは、全シールド部分が
 ガルウイング方式に開閉するので、
 それも是非見たかったのだが、前述と
 同じ理由で見れなかったのは残念です。
 
 
 
 
 
 
イメージ 7
 
 
こちらが独逸製クラウザー・ドマーニ。 黄色の車体がまぶしい。ドマーニ隊は5~6台参加していたようです。
 
20年前の発売当初の価格は確か750万円位。限定生産で今でも極少数が購入可能だが、価格は1000
万円を超え、1200万円だという声が周りからしました。 もう、マンションが一部屋買えますね。