2階奥は「ELEMENTS/精霊の森」エリア。 樹海の森をイメージした場所で魚類以外に
爬虫類、両生類、哺乳類が展示されています。 アルダブラゾウガメの大きさには驚き
ますよね。 奥でピョンピョン跳ねているのは、小型カンガルー類の ワラビーです。
色鮮やかな青い斑模様が特徴で「熱帯雨林の宝石」と呼ばれる コバルトヤドクガエル
ですが、現地では猛毒を持つ事で知られ、その神経毒は自然界でも最強の毒の一つです
某古代魔術師のSSによれば、ヤドクガエルの神経毒に匹敵するのが、「ドクササコ」
という毒キノコ。その毒による痛みは昼夜を問わず長期間続き、鎮痛剤も効果が無く、
患者はその痛みに耐えきれず、ショック死、衰弱死し、現在でも解毒薬は無いらしい
百舌の仲間の「ピトフーイ」は ヤドクガエルと同じ神経毒を持つ有毒鳥類です。
他に毒性の強い生物には アンボイナガイ(芋貝)、ヒョウモンダコ、フグ、蛇
蜘蛛、ムカデ、トリカブト、夾竹桃、ジキタリス、エンゼルトランペットなど。
樹に巻き付いているのは グリーンスネークの1種かな。タイにいる緑色の蛇は その
猛毒でコブラより恐れられているそうですが、こいつは大丈夫かな?
川や水辺に暮らす淡水魚を 「霧の立ち込める樹海の森」 の中というイメージで展示
されています。 こういった展示方法は 従来の水族館では見なかった気がします。
熱帯魚屋さんでも見かける「アロワナ」や 東アフリカの広大なマラウィ湖に生息する
多くのシグリット類も展示されています。 これらは大型の水槽絵の飼育が不可欠です
両生類として「カメ」もいます。 おなじ水槽にいる黒地に水玉ドットの円盤生物は
淡水エイの「ポルカドット・スティングレイ」でしょうか。私は見るのは初めてです。