硫黄谷温泉 霧島ホテルの大浴場は、国内最大級の広さを誇り、その湯の効能は主に
皮膚病、筋肉や関節の慢性的な痛み、胃腸機能の低下、ストレスによる諸症状などです
受付で入浴料千円を払い、2階に上がっていく。標識に従い、西蒲から奥の庭園大浴場
にゆっくり歩いていく。 なんか、昔の「ジャングル温泉」を思い出して嬉しくなる。
通路には霧島温泉郷の歴史が展示されていて目を惹く。この地で幕末の盟友、西郷隆盛
と 坂本龍馬が出会ったと資料には記載されている。 ああ、幕末ロマンだね。
脱衣所は昔ながらの籐籠に衣服を入れるタイプで、貴重品はコインロッカーに入れる。
奥行き25mの大浴場は迫力満点だ。ここは14の源泉からあふれ出る、1分間にドラム缶
50本分の湯量が有名で、4つの泉質の違う温泉を楽しむ事ができます。
入口を入ると洗い場があり、ゆるめの明礬湯舟があります。その反対側には樹齢数
百年の丸太を使った「長寿風呂」と寝転がれる「寝湯」 奥に進むと 上から湯が
落ちてくる「打たせ湯」、それに「檜風呂」「赤松風呂」、鉄泉の「黄金風呂」など
多種多様な温泉を楽しむ事ができます。
中央の「立ち湯」は 最深部が1.4mもあり、立ちながら肩迄浸かれます。中央部から
噴水の様にお湯を噴き上げていて、下に入ると結構な衝撃でお湯が身体を打ちます。
「打たせ湯」 両方の肩に3分ずつ当てると、運転の凝りが解れた気がします。
「長寿風呂」に「寝湯」 樹齢350年の椎の木風呂ですが、先客が出ないので諦めます
「明礬風呂」は ぬるめの温泉で、効能は神経痛に疲労回復、健康増進との事。
「檜風呂」に 露天風呂である「鉄幹の湯」 与謝野鉄幹は日本の歌人で妻は同じく
歌人の与謝野晶子。 ここには二人が詠んだという和歌が展示されています。
ぐるっと一通り巡って、最後は ひょこひょこと「立ち湯」の中を動きながら 端から
端まで横断する。 さて、面白すぎて予定よりもだいぶ時間をつかってしまったね。