陸奥記念館には、戦艦陸奥に関する遺構と、遺品を含めた兵士や船員の生活が
写真や実物で展示されています。入場料は大人430円、共通入場料が590円です。
戦艦陸奥は 昭和18年6月8日に陸奥記念館沖で謎の大爆発を起こし、沈没しました。
戦後引き揚げを試みましたが作業は困難を極め、8年もの歳月をかけて乗組員の遺骨
遺品、主砲など艦体の75%が引き揚げられました。
陸奥は竣工当時 世界に7隻しかなかった40cm砲搭載戦艦でした。また姉妹艦の
長門と共に連合艦隊旗艦を務め、国民の知名度も高かったといわれています。
全長約225mで、41cm連装砲4門をはじめとする武装を誇る戦艦でした。
個人に関する遺品や、家族からの手紙を見ると、胸が締め付けられます。
陸奥と共に逝った乗組員の冥福を祈りたいと思います。
同じ敷地内で、共通券で入れる「なぎさ水族館」で瀬戸内海の生き物を見ることが
できます。周防大島近海は 世界最大級のニホンアワサンゴの群生地です。
屋内には 日本最大級の「タッチングプール」があって、ヒトデやナマコ、アメフラシ
などに触れて、裸足でプールに入ることができます。 子供に大人気です。