モーリンのアルト&スパイダー記

スズキ 新型アルトとSPYDER RTの長期テストを掲載中

機体説明 Vol.4

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本車のVMAXは、フレームナンバーから類推するに1987年式(昭和62年製) 北米仕様と思われます。
コンビネーション全体の寸法は 全長2300×全幅1780×全高1275 となっています。
 
タイヤサイズは フロント 110/90-18、 リア 165SR15(自動車用) 側輪 155/70R13(自動車用)
走行距離はメーターによれば44654km。 もし距離計がマイル表示だとしたら 71450km。
 
旧型 VMAXの評判は 以下のようなものがあるようです。
 
① V-Boostという加速装置(?)があり、6000rpmからの加速感については 定評あり
② 20年以上モデルチェンジしなかった長寿モデルであり、オプションやカスタム類は多数存在
③ オーバーヒートになりやすく、渋滞で時々エンジンが止まってしまいます。
④ 電装系が弱く、バッテリーあがりは持病です。ついでにヘッドライトが暗いのも仕様です。
⑤ ブレーキ機構が古く、止まりません。
⑥ フレームやスイングアームが全体的に剛性が弱く、しなるのも仕様です。
⑦ 96年製以前のモデルはレギュレータの機能が低く、バッテリーあがりの一因となっています。
⑧ 燃料タンクの容量は15Lと少なく、長距離走行時には 頻繁な燃料補給が必要です。
 
とりあえず納車までにブリストルドックスさんにお願いして、電装系に絞り込んで改善をお願いいたしました。
池田社長からは「旧い車ですので、日頃の点検に気を使い、乗り始めてから本当に必要なものを
考えるのが良いのではないか」とのお言葉をいただきました。