別冊モーターサイクリスト誌 第409号の巻頭特集は 「2013 BMW最前線」 なのですが、小関和夫さんの
「SIDECARS & TRIKES WORLD」では BMW K1600GTL+ABEZ-X(CROSS)を特集しています。
現代のサイドカーの頂点の内の一台が このK1600GTLと言っても過言ではないと思います。
バイクハウス阿部さんの最高傑作である GTL+Xの価格は、フルオーダーにつき 「応談」 との事です。
GTLのエンジンは水冷DOHCインライン6。 排気量は1648ccで 160ps/7750rpm、175Nm/5250rpm。
わずか1500rpmで最大トルクの70%に達するエンジンのパワーと、コーナリング時に発生するサイドフォース
に対応するため開発されたのが、特徴的なフロントフォーク・システムです。
安全性を重視したフロントサス部分は、自動車のダブルウイッシュボーン方式と同じ構成だそうです。
前輪の側面に見えるのは、サス用のサブフレーム。 ハンドル操作は重くも軽くも無い自然なモノだとか。
サイドカーのフレーム後部には パーキング用のブレーキレバーが装備されています。
オーナーの好みで、レバーカバーやコインフォルダーが追加されていますね。
オーナーの沖田憲治さんは、GTLの前には K1200LT+ABEZ-Xサイドカー を愛用されていたとの事。
K1600GTL+ABEZ-X (CROSS)は いつでも皆さんの注目の的です。