バイク買取専門のバイク○○のKさんは、会社との電話を終えて、こちらに顔を向けた。
Kさん 「おいくら位を考えておられますか?」
私 「ま、1年前の売買時の値段が○○万円だったから、最低でも○○万円は欲しいね。」
Kさん 「会社に確認したところ、正直に言いますと □□円が上限という返事でした。できましたら
この値段で買取契約をお願いしたいのですが...」
私 「・・・・・・ (判で押したように、同じ価格を提示するね。つまるところ 買取会社は違っても、
引き取った後 店頭で販売する会社は同じで、結局 そこに確認するから 同じ価格を
いうのかしら) さすがにその価格では 困ります。 もう一声 お願いできませんか?」
Kさん 「わかりました。 もう一度 会社に確認を取ってみます。....」
この会社の前に、複数の会社に買取の査定をお願いした。
ある会社はハーレーでないサイドカーは売れないから買取は出来ないという返事だったし、
本車の年式の古さを理由に買取を拒否したお店もあった。
あるお店は、「お客さんはいくらを考えているか知りませんが、うちも商売なもんで 正直な所
○○円でしか引き取れませんな。ま、お客様に免じて 今なら特別に□□円で引き取りますよ」と言う。
その価格が バイク○○さんの提示した価格と同じだから、なんとなく 業界のカラクリが見えた気がした。