ヨシが群生する迷路のような水路を、昔ながらの手漕ぎ船
でゆっくり進む、日本一遅い乗り物を楽しむ旅になります
「おとな旅あるき旅」の番組ロケが10月18日にあり、先日
11月26日(土)にテレビ大阪で放映されました。
船頭さんに呼ばれた通り、舳先の方から 足を互い違いに
出す感じで座ります。私は前から2番目だったので、頭は
右舷側を向きます。 小舟の為 這って進む感じです。
豊年橋から水路を通り、ヨシの迷路を十の橋を潜って進む
コースになります。 所要時間は約80分。 風の強弱と
水量の多少で所用時間は前後します。
近江八幡・水郷地区はここで、水郷めぐりでは琵琶湖迄は
行きません。 かつては近江商人が八幡堀→西の湖→水郷
→長命寺川と抜けて多くの船が琵琶湖を往来してました。
10時30分に出発。 老齢の船頭さんが艪を巧みに操って、
狭い水路から葦(よし)の群生地域に進んでいきます。
小舟はゆっくりと進んでいき、艪の音と船頭さんの低い声
を聞きながら、時間がゆっくりと流れてゆきます。
すぐそばを野鳥の親子が泳いでいます。あれは鴨かな?