モーリンのアルト&スパイダー記

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再び、美保関へ その5(美保関事件)

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「美保関事件」とは 昭和2年8月24日に 海軍が美保関沖で 夜間無灯火演習を

行った際 軽巡洋艦の「神通」の艦首が 2等駆逐艦「蕨」の船腹に衝突し、「蕨」

の船長以下91名が殉職した他、4隻で合計119名が犠牲となった海難事件の事です

 

 

 

 

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「神通」も艦首が大破し、後続の「那珂」も大破し、多数の死傷者がでました。

 原因は実戦を超えた過酷な訓練の為と言われていますが、海軍は事実を隠蔽。

 

 

 

 

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「海の八甲田山事件」と呼ばれたこの件ですが、今年1月水深100mの沖合の海中で

 船体が真っ二つになった 「蕨」 の残骸が94年ぶりに発見されました。

 

 

 

 

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こちらの沖合に英霊が眠っていると思うと、思わず頭が下がります。「艦これ」の影響

で当時の艦名が若い人にも知られるようになりましたが、歴史の重みはどうなのかな?

 

 

 

 

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裏手の崖になぜか鳥居だけが建っている。本殿は無く、美保神社飛地境内だそうな。

美保関は昔から海難事故が多く、地蔵岬は 鎮霊の為の神域なのかもしれないね。