北緯33度線は、長崎県崎戸島の上を通っており、同線上は遠く カサブランカや
イラクの首都バクダットに通じます。佐世保の西海橋から車で約45分かかります。
大島大橋を渡り、寺島大橋に掛ると右側に「大島造船所」が見えてくる。
ここでは主に「ばら積貨物船」を造っており、その数は年間20隻とのこと。
崎戸大島線を走り、赤い鯛のバス停を越え橋を渡ると、西の端の「崎戸島」に入る。
集落側の1.5車線を抜けて坂を上ると、やがて正面に風力発電所が見えてきた。
坂の頂上には「サンセットリゾートサキト(咲き都)」というホテルがあった。あれ、
展望台はどこだろう? 答えは向こうの坂の先。 円形の展望台が見える。
この展望台からは360度絶景を楽しめます。 水平線に浮かぶ島影は五島列島かな。
もう二度と来ない場所でしょうから、しばらく この風景を楽しむ事にします。
展望台のすぐ側には、レンガ造りの旧軍の「聴音所」があります。 ここで戦時中は
敵艦のスクリュー音を探知していたそうです。 現在は蔦生える廃墟になっています。
ホテルの駐車場に戻ってきました。 時刻は15時前。 ここから今日のお宿、雲仙の
ホテル AZに向かいます。時間に間に合えば、堤防道路に沈む夕日を拝めそうですね。