クルーズ船が速度を上げると、エンジン音が船内に響き、1階座席では 船内放送の
内容が聞き取れにくくなる。 早めに行って、二階の右舷側の席を取る事を勧めます。
旧日本海軍の「佐世保海軍工廠」続きの造船会社、佐世保重工業が見えてきます。
大正時代に英国から輸入された薄緑色の巨大クレーン(250t)は、現役です。
米海軍の貯油施設が見えてきました。 米第7艦隊の70隻が三か月間の軍事作戦を
行う事の出来る程の膨大な量の燃料が、ここに保管されています。
佐世保湾と外海との行き来は、俵ケ浦半島先端の高後崎と寄船鼻の間1ヶ所、幅約850mの
狭い水道のみです。また 湾の大半は米海軍による制限水域で、自由な航行は制限されます
全国に4つ(横須賀、舞鶴、佐世保、呉)ある海上自衛隊の教育隊の建物です。
毎年300名程度が入隊し、半年間の厳しい基礎教育訓練を受けています。
巨大な避雷針が立ち並ぶエリアは、米海軍の弾薬庫です。 前畑弾薬庫と言います。
集積量は軍事機密で不明ですが、弾薬貯蔵数万トンと言われています。