軍港クルーズは 佐世保湾内の軍関係施設があるエリアを、反時計回りにぐるっと
1周する船の旅です。 呉や舞鶴と違って、米海軍艦船を見れるのが特徴ですね。
2階席は満席、1階席も右舷は既に満席で、仕方なく左舷席に座る。 11時30分、
定刻に出発。 船長が船内放送で 目に見える施設の概要を説明してくれる。
米海軍佐世保基地には 5隻の揚陸艦と4隻の掃海艇が配備されているそうで、舟から
見えたのは「強襲揚陸艦アメリカ」というらしい。 ぱっと見には空母に見えるね。
因みに全長260m。F-35Bやオスプレイ、各種ヘリを多数搭載とのこと。
その奥は「ドック型輸送揚陸艦ニューオーリンズ」らしい。ドック型というのは
艦内に収容した上陸用舟艇を用いた揚陸作戦を主に行う艦艇の事だそうだ。
特徴的な外観の基地司令部には 星条旗、日章旗、国連旗がひらめきます。
朝鮮戦争が「休戦」状態なので、未だに「国連軍」を名乗っているそうです。
星条旗の下の黒い旗は「POW・MIA / 捕虜・行方不明者」を表しています。
「われわれは あなたを決して忘れはしない」 の字句が 旗に記されています。
海上自衛隊艦船「こんごう」「あしがら」です。 「こんごう」はイージス護衛艦、
「あしがら」は「こんごう」型の発展型で、マストがステルス効果の高い平面構造
になっています。 艦名が薄いのは ステルス効果の高い塗装の為だそうです。
汎用護衛艦「きりさめ」「すずつき」です。「きりさめ」はむらさめ型、「すずつき」
は、あきづき型の護衛艦で、両艦とも 佐世保を母港にしています。