平成新山ネイチャーセンターは、雲仙火山の歴史や 平成新山の誕生の仕組み、噴火で
荒廃した自然環境の回復度合いの観察などを目的とした学習施設で、料金は無料です。
島原市は 平成2年から5年間の噴火によって形成された溶岩ドームを「平成新山」と
名づけ、平成16年には国の天然記念物に指定されました。 現在の標高は1483mです。
館内は小さな体育館ほどの大きさで、様々な展示がしてある。 今回訪れる予定は
「がまだすドーム(雲仙岳災害記念館)」のみ。災害の教訓は後世に伝えなければ。
1990/11~1995/2まで噴火活動は継続
38回の土石流と 7回の大火砕流等で死者41名 行方不明3名、負傷者12名、
建物被害2511件 被害総額2300億円という凄まじい被害をもたらしました。
現在の溶岩ドームは 長さ約1km、中心部の厚さは150m。 これが崩落して火砕流
となると、高熱の岩や火山灰、軽石などが時速200kmで5.5km先まで下ってくるの
ですから、人の手ではどうしようもありません。次なる悲劇を生まぬよう祈るだけです
ネイチャーセンター受付で 可愛い「ももんが」のハンドタオルを売っていたので、
娘への土産に購入。値段は確か600円だったかな。 娘も今年社会人1年目です。