雲仙岳(うんぜんだけ)は 長崎県の島原半島中央部にそびえる火山です。
平成3年に溶岩ドームが初めて出現し、その後 幾たびかの崩落を繰り返し
崩落の際に発生した「火砕流」で、多くの方の尊い人命が失われました。
千本木地区は 平成5年に発生した火砕流と、それに伴う熱風(火災サージ)によって
壊滅的な打撃を受け、江戸時代から苦労して開拓してきたこの地区の歴史は、実質上
幕を閉じることになったのだそうです。
平成5年6月23~24日に溶岩ドームが大きく崩落し、時速100km以上 温度は800℃も
ある大火砕流となって千本木地区を襲い、187棟の家屋や農地を焼き尽くしました。
この時の大火砕流は死者・行方不明者43名を出しましたが、取材合戦からマスコミは
節度を保てずに行動し、避難勧告地区内に留まった結果、多くの消防団員や警察官、
タクシー運転手などが巻き添えになった事実は「漫画レリア」の動画を見てください。
雲仙・千本木展望所を離れる。時刻は14:35で、当初の予定より1時間遅れている。
夕方 瀬詰崎展望台や天狗鼻・両子岩に行く予定だったが、曇天や日没時間を考えて
仁田峠から 直接宿に向かう事にする。 ちなみに本日 雲仙の日没は18時15分です。