カルスト台地とは、石灰岩などで構成された大地が、雨水や地下水などで浸食されて
できた地形です。 日本三大カルストとして山口県の「秋吉台」、高知・愛媛に跨る
「四国カルスト」そして 今回訪問した福岡県の「平尾台」が有名です。
空港連絡橋から下道を30分程走ると、平尾台入口に到着。坂を上がっていくが 途中
走り屋封じの為か 道路に段差加工がされているのだが、結構車体が揺れて困る。
やがて山肌に石灰石の柱が見え始め、午前10時に平尾台に到着。
更に進むと カルスト台地特有の地形が見える。 規模としては秋吉台より小ぶりか?
右手に 千貫岩駐車場があったので、そこで小休止する。
案内図を見ると、今日通る予定のR28よりも東側に、千仏鍾乳洞や かがりび盆地、
羊群原などの見所があるようだ。今日は様子見なので、残念ながら詳細は次回に。
更に進むと「平尾台自然観察センター」の駐車場に到着。トイレに入ると便器の上に
ロケット打ち上げ実験の為 入域制限がありますとの広告が、貼ってありました。
一般の人の宇宙旅行を見据えた、次世代有翼ロケットの打ち上げ実験をするそうだ。
主催は 東京理科大学が母体のベンチャー企業で、機体の制御実験だそうです。
実験機は「ガーブー号」 再使用型有翼ロケット実験機の名称です。
今回の実験では、打ち上げ台から垂直に上昇、18秒で高さ1000mに達し、100秒後にパラシュートで着地するそうです。エンジンの燃焼と機体の姿勢制御が鍵でしょうか。
これらの実験の成果をもって、2027年には 宇宙旅行機を初飛行させることを目指して
いるそうです。 日本の技術力を世界に示してほしいですね。